なぜ資産運用が必要か?①
こんにちは。
今日は「なぜ資産運用が必要か」を整理したい。
今は人生100年時代と言われている。
2020年6月現在において最新でとれる日本人の平均寿命は以下となっている。
男性:81.25歳
女性:87.32歳
平成30年の計算だ。この平均寿命は、0歳の人間がこれから平均して何年生きるかを示したもの。
どれくらい生きるのかを示すものにはもう一つ、平均余命という考え方がある。
ある年齢から、今後平均して何年生きるかを示したものだ。
本格的な年金受け取り開始となる65歳の方で考えると、男性は65歳+19.7年で84.7歳。
女性は65歳+24.5年で89.5歳まで平均して生きることになる。
女性は平均がほぼ90歳ということで、2人に1人は90歳以上まで長生きすることになり、まさに人生100年時代である。
長生きすることは、人生をそれだけ楽しむ時間ができ、素敵なことであるが、
一方でその分お金がかかるというのも事実である。
人生には3つの大きな支出があるといわれている。
1つは子供の教育費、2つ目は住宅費、3つ目が老後資金だ。
この中で最も金額が大きくなり、早い段階から準備しておきたいのが老後資金だ。
ゆとりある老後資金には月々約36万円が必要だというアンケート調査がある。
人生100年時代を前提に60歳の方であれば
36万円(ゆとりある老後生活費)× 12ヶ月 × 40年 = 1億7,280万円
1億7,280円もの支出の可能性がるわけだが、一方で我々には年金がある。
モデルケースで考えれば、収入は以下のようになる。
221,504(平均月額)× 12ヶ月 × 40年 =1億632万円
よって
1億7,280万円(支出) - 1億632万円(収入) = ▲6,648万円の不足となる。
とにかく、お金がかかる、お金を貯めておかねばならない、というのがわかる。
いろんな努力はできる。そもそもゆとりある生活で月々36万円を使わない、という考えもあるだろうし、60歳過ぎても一生懸命働く、なんて選択もあるだろう。
ただここに、追加でかかる医療費だとか、介護費用などが加わる可能性もある。
やっぱりお金がかかる。
少しでも効率的にお金を準備したい。
そこで考えてほしいのが資産運用だ。
つづきは次回に。